ワサビナと油揚げの煮浸し
今月のおすすめ野菜
ワサビナ
アブラナ科アブラナ属の野菜で、九州の在来種「からし菜」から育成された品種。ワサビと名が付いていているが、ワサビ族の野菜ではありません。ワサビナ特有のピリッとした辛さは、アリルイソチオシアネートという成分によるもの。それほど強い辛みはないため、風味のある葉物野菜として近年人気が高待っていて、生食でサラダはもちろん、火を通してお浸しや浅漬け、天麩羅などにもおすすめです。葉色は黄緑で、葉形はチリメン状で、葉縁にはギザギザがあり、葉は全体的に柔らかくふんわりしています。
ビタミンCやB2、体内でビタミンAとなるβカロテンなどのビタミン類が豊富に含まれていて、老化やがんの予防効果の他、ストレスに強くなる作用も期待されています。また、辛み成分のアリルイソチオシアネートには抗癌作用や抗菌作用などの効果があるとされています。
材料(2人分)
ワサビナ(べビー)100g
油揚げ1/2枚
だし汁 150ml
みりん 大さじ1
塩 ひとつまみ
作り方
1.ワサビナはさっと茹でて冷水に取り、水気を絞る。
2. 油揚げはざるにのせ、熱湯をまわしかける。あら熱がとれたら水気を切り、縦に等分して1㎝幅に切る。
3. 鍋にだし汁を入れて煮立て、みりん、塩を加える。油揚げを入れて中火で3分煮て、自然に冷ます。
4.1.のワサビナを加え、器に盛る。
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