シュンギクとたらこのチャーハン

今月のおすすめ野菜

シュンギク

「春菊」と書く由来は、春になると菊に似た香りをもつ黄色の花を咲かせ、葉の形も菊に似ているから。独特の香りがあるのであくが強いイメージですが、えぐみの原因であるシュウ酸が少ないので、とくに葉先は生食に向いています。露地物は茎が硬めなので、汁物や鍋物、炒め物などに使われることが多いですが、お日様リーフのような水耕栽培の春菊は茎も葉も非常に柔らかく、香りも甘みもしっかりあるのでサラダなどの生食に最適。春菊が苦手な人でも食べやすい味と食感です。原産地は地中海沿岸や東部ですが、ヨーロッパではもっぱら観賞用で、食用は主に東アジア。しかし最近になり、シュンギクのおいしさを知って、ヨーロッパでも料理に使う人が増えているようです。

材料（2人分）

・シュンギク　10g

・たらこ　大さじ2

・長ネギ　5cm

・卵　1個

・ご飯　2杯分

・醤油　小さじ1

・サラダオイル　大さじ1

・塩、黒こしょう　各適宜

１． シュンギクは水洗いし水気を切る。

２． たらこは皮に縦に包丁を入れて中身を取り出す。長ネギはみじん切りし、卵は割りほぐす。

３． フライパンを中火にかけてサラダオイルをひき、卵を入れて半熟スクランブルエッグを作り、別の皿に取り出しておく。

４． 空いたフライパンを中火にかけてネギを入れ、香りが出るまで炒めたらご飯を加えさっと炒める。

５．たらこ、黒こしょう、醤油を加えてさらに炒め、３.の卵を入れて混ぜるように炒める。お皿に盛りつけ、シュンギクを上にのせる。シュンギクとチャーハンを混ぜながらいただく。